schiermonnikoog 渡り鳥と光害2 (from updateNL)

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毎年、約6000万羽、約120種類の渡り鳥が、北海上空を通過するという。
多くの鳥たちにとって、ワデン海周辺は大切な中継地点。
シベリアやスカンジナビア半島と越冬地のヨーロッパやアフリカとの間を渡る途中、
ワデン海の島々で休養し、栄養補給をする。

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この島に滞在中、島の鳥博士が案内する早朝バードウォッチングツアーに参加した。

砂浜を埋め尽くすカモの大群を前に
「大群で眠っていたり、餌を食べていたりする鳥たちを驚かしてはいけない。
彼らは来るべく過酷な渡りに備えているのだから」と鳥博士。
「目的地目前で力尽きる鳥もいる。あなたが驚かせた鳥が無駄なエネルギーを使ってしまったことが原因で
その一羽になる可能性もあるからね」と説明されると、みんなそーっと声をひそめた。

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「カモはとても臆病な鳥」と博士。やはり私たちの気配に気づいたのか、一斉に飛び立ってしまった。

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白鳥の群れ。

この島では、色々な種類の鳥の群れがそれぞれの目的地に向けて飛び立つ場面を幾度も目の当たりにする。

空を見上げて、四方に向かう群れの動線を眺めているだけで、
世界は広い、と実感する。
「渡り」は本当に命がけ。
鳥たちの強靱な体力に、改めて感動する。

余談だけれど、
ジャック・ペラン監督の「WATARIDORI」という映画を、今更だが見てみる ↓
感動の美しさ。NYのWTCが、映っていた。
ずいぶん前の映画だった。

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続く→